若いころのお金がなく困った日々

私は20歳の頃交替勤務の仕事をしていた。交替勤務手当てだけで80000円ほど収入がアップするので貯金もできる余裕の生活をしていた。車も中古の外車をローンで購入し支払いしていた。そんな時、一時的に交替勤務を降りる事となった。これにより給料は激減し、なんと一ヶ月の手取りは100000円になってしまった。車のローンも月に

 

30000円払っているし、自動車保険も18000円、生命保険に17000円、養老保険に17000円、携帯代に食費にとそれだけで目が回りそうであった。当時は会社の寮に住んでおり激安で給与天引きされていたのが唯一の救いであった。まず、私が取り組んだのは食費の削減である。それまで1食500円の夕食を寮で申し込みしていたが頼まない事にした。次に昼食である。会社の食堂では昼食の定食を頼むと一食500円ほどしていた。これを弁当に変える事にした。活用したのはイオンのショッピングセンターである。

 

当時イオンカードを作っていた私はカードで5%引きの日に買い物に自転車で出向き、冷凍食品とパックのごはんを大量購入する。もちろん袋は持参する。当時は袋を1枚もらわないとスタンプをカードに押してくれて20ポイント集まると100円もらえるという有りがたいシステムだったのだ。これで食費を大幅に浮かす事ができた。栄養状態はあまりよくなかったが若さで乗り切れたように思う。ついで交通費の削減である。当時100km程離れた場所に住む友人と親しくしていたので高速道路を使用してよく遊びに行ってい
た。

 

片道2000円程かかっていた。それを地図を見ながらいろんな下道ルートを試しベストなルートを見つけた。時間は1.5倍ほどかかるが仕方ない。帰りは深夜の道路がすいた時間にするなどして工夫した。これにより往復4000円の高速代を削減したのである。次に削減したのはおやつ代である。お菓子も贅沢品になってしまい、激安食パンを購入し、ジャムバタートーストを作ったり、シュガートーストを作っておやつにしていた。ジュースも厳禁でお茶持参である。当時友人宅に遊びに行く際にそれを持参していった事を今でも

 

覚えている。友人も一人暮らしで裕福ではなかったのでそれを気にもせず一緒に分け合って食べたのは今でも懐かしく思える。よく友人もその光景を見て笑わずにいてくれたと思う。あとはガソリン代の削減である。寮にあった放置自転車を譲り受け、近場は元気に自転車で出かける事にした。ハイオクの高級車ではお金がかかるが自転車なら0円である。足腰が鍛えられたのは言うまでもない。今でもはっきり覚えている苦しかったけど笑える記憶である。